

B5判
304ページ
価格:4935円(税込)
序文/山口淑子(李香蘭)
題字/武田双雲
《僕が探し求める「楽園」の全ての要素が中国には隠されているように、いま感じている》
(著者あとがきより)
モルディブ、タヒチなど、地上の「楽園」をテーマに撮り続ける写真家・三好和義氏による、最新写真集です。2001年から6年間にわたって撮影した中国の世界遺産、全35件(2008年6月現在)を網羅しました。ひとくちに中国の世界遺産といっても、敦煌などの仏教遺跡、人類史上最大の建造物といわれる「万里の長城」、ラスト・エンペラー溥儀の暮らした宮殿など、多岐にわたります。この写真集は、選りすぐった179点の作品で構成し、ページをめくるたびに、新鮮な感動を覚えます。俗に四千年ともいわれる中国の悠久の歴史、日本にはない圧倒的なスケールの自然を体感してください。
解説には、写真集としては異例の36ページを割き、遺産ごとの詳細なデータとともに、中国ならではの撮影の苦労話を、三好氏自身が楽しく語っています。
なお、先の四川大地震で壊滅的な被害を受けたであろう都江堰(とこうえん)や青城山(せいじょうざん)、臥龍のジャイアント・パンダも、往時の姿で掲載しています。現在の報道映像と比べると、被害のあまりの大きさに言葉を失います。亡くなられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、一刻も早い復興を願ってやみません。


三好和義(みよし・かずよし)/1958年、徳島県生まれ。26歳で写真集『RAKUEN』(小学館)を出版し、木村伊兵衛賞を当時最年少で受賞。以来“楽園”をテーマに地球を撮り続ける。日本の世界遺産をユネスコ協会の依頼で撮影。外務省がその作品を買い上げ、世界各国で写真展を開催している。『日本の世界遺産』『世界遺産 屋久島』(いずれも小学館)など、世界遺産の作品集も多い。